お知らせ
Epilepsiaに論文発表のご報告(堀之内徹 助教)
2025年10月30日
当教室の堀之内徹助教の論文が、国際てんかん学会誌 Epilepsia に掲載されました。本研究は、日本若手てんかん従事者部門YES-Japanの活動の一環として実施されたもので、遺伝性神経疾患DRPLA(歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症)において、てんかん合併の有無による臨床像の違いを世界の報告181件・1191例を統合して解析した初のシステマティックレビュー・メタアナリシスです。てんかん合併例では若年発症・CAGリピート長の延長・父系遺伝の傾向が示され、また焦点発作が見逃されている可能性や、レベチラセタムやペランパネルの有効性が示唆されました。
